ココトリ様 retweeted
【10月前半文献紹介】
①高齢者の院外心停止、心停止の目撃から救急隊によるCPR開始までの時間と神経学的予後の関連は?
②低血糖に対する10%ブドウ糖液と50%ブドウ糖液の比較emalliance.org/education/dis…
低血糖の急速補正は50%ブドウ糖一択と思い込んでいませんか??
日頃のルーチンを見直してみましょう!
今回もぜひ確認してみてください!
ココトリ様 retweeted
任期制が導入された背景には「研究しない教員」がいるという問題がある。
何年か研究させてみて、研究できるかどうか判定する、というのが今の任期制に期待されるところだろう。
実際、研究できても職がつながらない、という重大な問題があるわけだが、そもそも何年か研究させてみて、というのは本人負担が非常に大きい。
もし、研究に向いていないことが早めにわかるなら、そもそもアカデミアに進まない、という選択ができるはずだ。
これが参考になるかもしれない。
Replying to @Nene787147251
それはそのとおりですが、
その若手の何割かは、そうなってしまうと思います。
研究者サイドからできることとしては、「研究とはなにか、研究適性をどう自己診断するか」といったガイドライン策定といったことが考えられると思います。
ココトリ様 retweeted
論文に書いてあるような、「集団で得られた推定値」を直接個人に当てはめることはできません。年収の平均値が600万円だったから、あなたの年収は600万円ですとはいえないでしょ?
亀田救急オンラインジャーナルクラブ
最近、気管挿管がSGAより良いrosc率とあう結果の論文をみかけるが、一昔は逆の結果ばかりで気管挿管は悪手と言われてた
これは近年、新たな統計手法で再解析したからなのだろうか?
Supraglottic airway versus endotracheal intubation in out-of-hospital cardiac arrest: a systematic review and meta-analysis
sciencedirect.com/science/ar…
原典は2000年と古いけれども「17-Year Gap」という有名な数字がある
新たなエビデンスが確立されてから、それが実際の臨床現場に普及するまでには、平均17年かかるという推計。
・臨床での実施率が50%に達するまで約15.6年
・論文の投稿から出版までの時間を含めると約17年 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2769…
JRC蘇生ガイドライン2025読んでて驚いたのは、TOR基準の導入を提案してるんだね(グレード2Dだけど)
活動してる救急隊の本音を言えば、助からない人とそうでない人はなんとなく分かる。とは言え、導入は厳しいんだろうなぁ…
まさに今の私だ
修論の土台は指導教員が作ってくれ、そこからは分からない事があるたびに調べ、進み、また調べ…というサイクル。勿論調べても分からなければ教員に相談もする
自身でサイクルを回せるかどうかは重要だし、やる気付けという意味で大学院に入ってよかったと思う
救急救命学会、一足早く参加終了
昨年よりは消防救命士でも楽しめる内容になっていたが、参加人数はポツポツと学会としてはまだまだ成長途上で、消防救命士が多く参加しているとは言えない状況は変わらず。
それでも私自身はCQを多く得られた実りある1日であったのでヨシ
救急救命士は必読な記事
標準テキストには記載されていない重要な文献が多くあり、気管挿管認定救命士でなくとも(救命士に限らず救急業務に関わる全ての人)が知っておく知識だ
食道挿管は、聴診やSpO₂だけでは否定できません。
今回の報道を受け、挿管確認を見直す一助になればと、以前執筆した原稿を公開しました。
持続する呼気CO₂波形の確認、疑った際の抜去判断、気管支鏡・POCUSの活用を整理しています。
実は、年内発売予定の書籍に分量の関係で入りきらなかった一編です!
制作の舞台裏もこれからお届けしますので、フォローしてお付き合いいただけるとうれしいです!
appleqq.hatenablog.com/entry…
ココトリ様 retweeted
閉塞性心筋梗塞
(OMI: Occlusion Myocardial Infarction)
STEMI基準を満たさなくても緊急再灌流を必要とする冠動脈閉塞は存在する。だからECGをSTEMI基準だけで読まない。
ECG Patterns of Occlusion Myocardial Infarction: A Narrative Review. Ann Emerg Med. 2025 Apr;85(4):330-340.
重要ポイント
1.ST上昇がない=冠動脈が閉塞していないではない
従来は、STEMI → 冠動脈閉塞 → 緊急再灌流、NSTEMI → 完全閉塞ではない → 少し待てるというイメージだった。
しかし実際には、STEMI基準のOMIに対する感度はメタ解析で43%にすぎない。つまり、STEMI基準だけでは緊急再灌流を必要とする患者をかなり取りこぼす可能性がある。
OMIは、側副血行が不十分な状況で、責任冠動脈が完全またはほぼ完全に閉塞し、持続する虚血から不可逆的心筋障害に至るため、迅速な再灌流を必要とする状態。
重要なのは、OMIは単一の心電図所見ではなく臨床診断であること。症状、serial ECG、過去のECG、トロポニンなどを時間軸で統合する。
2. 特に重要なOMI心電図の特徴(Fig.参照)
・Wellens pattern
心電図:V2–V3の二相性または深い陰性T波
主な責任病変:proximal LAD
・Hyperacute T wave
心電図:幅広く太く、QRSに比して不釣り合いに大きいT波
主な責任病変:各冠動脈
・De Winter pattern
心電図:V1–V6のJ点から上向きST低下+高く対称性のT波
主な責任病変:proximal LAD
・Aslanger pattern
心電図:III誘導のみのST上昇+広範なST低下
主な責任病変:LCX/RCA+多枝病変
・Posterior OMI
心電図:V1–V4優位のST低下
主な責任病変:LCX/RCAなど
・Terminal QRS distortion
心電図:V2/V3でS波・J waveが消失
主な責任病変:LAD
・Modified Sgarbossa
心電図:LBBB/ペーシングでconcordanceまたは過度のdiscordance
主な責任病変:各冠動脈
3.Hyperacute T waveは「T波が高い」ではない
Hyperacute T waveは単純なtall T waveではない。特徴は、broad-based、bulky、symmetrical、QRSに対して不釣り合いに大きいこと。
OMIのかなり早期から出現し得る所見。
*De Winter pattern(有名)
典型的には、V1–V6:J点から1–3 mmのupsloping ST depression、その後に高く、陽性で対称性のT波、aVR:1–2 mm程度のST上昇。
典型的にはproximal LAD occlusionを示唆する。
*Wellens syndrome(有名)
「閉塞中」ではなく「再灌流後」を見ている
Wellens patternは、V2–V3中心、pattern A:biphasic T、pattern B:deeply inverted Tが特徴
LAD閉塞 → 自然再灌流 → 痛み消失 → reperfusion T waveという時間経過を心電図で見ている。
直前までOMIだった可能性を示す危険なサインとしてとらえる。
6.Posterior OMIは最重要の見逃しポイント
後壁は通常の12誘導では直接見えにくいため、V1–V4のST depressionを「ST低下」とだけ考えないことが重要。
これは後壁側から見ればST elevationの鏡像である可能性あり。疑えば、V7–V9を追加する。
7.Aslanger pattern(比較的新しい概念)
特徴は、① IIIだけST上昇、② V4–V6でST低下、V2は低下しない、③ V1のSTがV2より高いという組み合わせ。
多枝冠動脈疾患を背景としたinferior OMIで、LCXまたはRCA閉塞が多いとされる。
ポイントは、IIIだけなので「連続2誘導のST上昇」というSTEMI基準を満たさないこと。つまり、STEMI/NSTEMI分類の弱点を象徴する心電図。
8.South African flag sign
高位側壁梗塞を示唆する興味深いパターン。
ST elevation:I、aVL、V2、ST depression:IIIという配置。
3×4の標準的なECG表示で見ると南アフリカ国旗の模様に似るため、この名前がついている。典型的にはLADのfirst diagonal branch(第一対角枝:D1)閉塞。
9.LBBB・ペーシングではModified Sgarbossa
LBBBやventricular pacingだから「心電図では分からない」と諦めないことも重要。
Smith-modified Sgarbossa criteriaでは、① concordant STE ≥1 mm、② V1–V3のconcordant STD ≥1 mm、③ excessively discordant STE:ST/S ≥0.25を重視。
特に③が重要で、ST上昇の絶対値ではなく、S波の深さに対して不釣り合いかを見るという発想。
10.Early repolarizationとの鑑別:Terminal QRS distortion
V2/V3で、S waveもJ-point notchingもない場合、early repolarizationとしては非常に非典型的で、LAD OMIを強く疑う。
11.「1枚の心電図」で診断しない
OMIはdynamicである。閉塞 → 再灌流 → 再閉塞が起こり得る。
実際、明らかなSTEMIでも、冠動脈造影時には約3分の1で責任血管が開通しているとされている。したがって、症状が強い時のECG→ 痛みが軽減した時→ 再び痛くなった時を比較することに大きな意味がある。
12. OMI paradigmは完成した標準ではない
OMIに対する早期冠動脈介入を直接支持するRCTは不足している
Take-home Message
・STEMI criteriaはOMIをすべて拾えない。
・NSTEMIの中にも急性冠動脈閉塞がかなり含まれる。
・STの高さだけでなく、T波・QRS・reciprocal changeを見る。
・V1–V4のST低下ではposterior OMIを忘れない。
・心電図は静止画ではなく動画として考える。serial ECG+症状の時間経過が重要。
ココトリ様 retweeted
良い論文を書いてきたつもりだし、一文一文に魂込めて文章書いてきたけど、もう誰も私の書いた文章なんて読んでない。LLMに突っ込んで要約してもらってる。単語一つにあそこまで凝ってた私のwritingに費やした時間はなんだったのか。
大学院の修論中間発表が終わった
ここから本格的に修論を作るわけだけど、仕事しながら論文作成するには、「今からやるぞ!」という動機付けがとても大事と改めて実感。それがなければ絶対にやらない…
先生からの毎週to do作成課題はまさにそのため。やらされてる感から習慣化に昇華したい
救急現場で感じた疑問、抱えてる課題を皆が入力したデータを使って解決しよう!
言うは易し、行うは難し…
とくにインセンティブがなく、研究を業務ではないと言う上司がいる環境下にいる消防救命士には、相当な動機がないと動かない
しかし、現場の人間が動かなければ、環境改善は起きないのも事実
















