「フルミスト」を接種すると、
周りの人にうつる?
『うつるのはまれ』
『保育施設でうつる確率は約0.58%と推定』
『うつっても軽いかぜ症状で済んだ』
『ウイルスも、病気を起こす力が弱く、高い温度で増えにくい性質を保っていた』
*ご家族に重度の免疫不全の方が居る場合には要注意です
フルミストには、「接種後1〜2週間は、重度の免疫不全の方との密な接触をできるだけ避けて」という趣旨の注意書きがあります。
「えっ、周りにうつるの?」と気になった方へ。その理由を解説しましょう😌
フルミストは、病気を起こす力を弱めた「生きた」インフルエンザウイルスを、鼻にスプレーするワクチンです。
さらに「温度のブレーキ」があり、温度の低い鼻の中では増えて免疫をつくれても、温度の高い肺などでは増えにくくなっています。
ただ、鼻の中では増えるので、接種した子の鼻からはしばらくウイルスが検出されます。保育施設での試験では、接種した98人の約8割から見つかりました。
それでも、うつることはまれです。
8割から出ているのに、接種していない99人のうち、うつったと確認されたのは1人だけでした。この保育施設の条件で、接種した子1人と密に接してうつる確率は、計算モデルで約0.58%と推定されています。
その1人も軽いかぜ症状で済みました。
ウイルスも、病気を起こす力が弱く、高い温度で増えにくい性質を保っていました。
では、なぜ注意が必要なのでしょうか。
ウイルスを抑えるには、温度のブレーキに加えて、体の免疫も欠かせません。重度の免疫不全の方は、生ワクチンそのものを受けられないほど、その守りが弱っています。
うつるのが「まれ」でも、こうした方への伝播はできるだけ避けたい。これが注意書きの理由です。
日本小児科学会も、身近に免疫不全の方がいる場合は、注射の不活化ワクチンを勧めています。
ここでいう重度の免疫不全とは、骨髄移植などの造血幹細胞移植後の一定期間、重い先天性の免疫不全、治療で免疫の働きが大きく下がっている状態などのことです。「ちょっと疲れている」「かぜ気味」は当てはまりません。
ご家族に該当する方がいれば、接種前に主治医に相談してください😌
「うつるのはまれ」。
それでも「守るべき人がいる家庭では慎重に」。
『RSウイルス薬、公費投与へ前進 予防へ27年度にも小児定期接種』news.jp/i/148593093976907828…
「ベイフォータス」と「エヌフロンシア」
「ワクチン」ではなく、RSウイルスから赤ちゃんを守る「抗体」のお薬です💉
新生児や乳児に投与することで、重症化を防ぐ効果が期待できます✨
ありがたい✨
ワクチンのおかげで、細菌性髄膜炎はほぼゼロに、ロタウイルスも激減しました✨今後はRSウイルスも減るはずです✨
お子さんの病気が減るのはうれしい✨
でも、外来・入院ともに患者さんが減り、赤字の小児科も多いです💦
僕は勤務医なので大丈夫ですが…💦
(小児科そのものがなくなったら解雇💦)
ワクチンで病気が減ると、小児科には「減る収入」があります⤵️
日本で水ぼうそうワクチンが定期接種になった後、子どもの水ぼうそう関連医療費は48.7%、発生率は45.6%低下したと推定されています(約350万人の保険データ。Udaら、Vaccine 2023)。
神戸市の小児救急では、水ぼうそうの受診が年約500人から約200人に減り、関連する医療費は年約410万円減りました(Yamaguchiら、J Infect Chemother 2022)。
病気が減れば、その病気の診療で得ていた収入も減ります。
予防接種にも収入と経費があるので、これだけで「小児科全体の利益が減った」とまでは言えませんが、「ワクチンを勧めるほど小児科は儲かる」という見方もできません。
(ちなみに私は勤務医なので、予防接種の件数が増えても、給料は1円も変わりません😅)
それでも勧めるのは何故でしょうか。
子どもたちの、高熱で眠れない夜、点滴を受ける時間、入院で家族と離れて過ごす日を、一つでも減らしたいからです。
「病気にならずに済んだ」は、診察室には現れにくい成果です。
その見えにくい成果こそ、小児科の大切な仕事だと思っています😌
ご質問ありがとうございます。
鼻血が出やすいお子さんでも、それだけでフルミストを接種できないわけではありません。ただし、フルミストは鼻の中に噴霧するワクチンなので…
#mond_kodoare
mond.how/topics/rp71ehbbaxeq…
ご質問ありがとうございます。
ご心配ですよね💦
すでにしっかり対策されていると思います。
仰っているのは、こちらのページかと…
note.com/qa/kids_allergy/q/5…
こどアレ@小児科医 retweeted
また、「北海道に住まれていた方」について、以前北海道は日本脳炎の予防接種を行う必要がない地域として定期接種をされておりませんでした。「平成28年」より定期接種に変更されておりますので、北海道出身の大人の方は殆ど日本脳炎ワクチンを接種されていないかと思われますのでご注意ください。
こどアレ@小児科医 retweeted
「生後6ヶ月から日本脳炎ワクチンの接種を推奨するお子さん」
✔️日本脳炎の流行地域に渡航・滞在
✔️最近日本脳炎患者が発生した地域
✔️ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域
【参考】ブタの日本脳炎ウイルス感染状況
✔️2024年最終報id-info.jihs.go.jp/surveilla…
✔️2023年最終報id-info.jihs.go.jp/surveilla…
こどアレ@小児科医 retweeted
「日本脳炎ワクチンの接種時期」
日本脳炎ワクチンの初回の接種については「標準的には3歳になってから」となっておりますが、接種自体は「生後6ヶ月から可能」であり、日本小児科学会では「生後6ヶ月からの接種が推奨」されるお子さんについての条件を示しております(jpeds.or.jp/modules/news/ind…)
↓
『日本脳炎、佐世保の70代女性が発症 発熱や意識障害で受診…長崎県内で今年2例目』news.yahoo.co.jp/articles/74…
「佐世保市での発症は確認可能な2006年以降初めて』
『県内では今年、長崎市の10代男性に続き2例目』
「長崎市」で「日本脳炎」の患者さん…
「日本脳炎ワクチン」、生後6ヶ月から接種可能です💉
「生後6ヶ月から日本脳炎ワクチンが推奨」されるお子さん
✔️日本脳炎の流行地域に渡航・滞在
✔️最近日本脳炎患者が発生した地域
✔️ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域
【参考】xitter.cf/kodoare/status/2054361…
長崎市で10代の日本脳炎患者発生 同市では日本脳炎発生は25年ぶり
newsdig.tbs.co.jp/articles/-…
佐世保市で日本脳炎の患者さん↓
『日本脳炎、佐世保の70代女性が発症 発熱や意識障害で受診…長崎県内で今年2例目』news.yahoo.co.jp/articles/74…
「佐世保市での発症は確認可能な2006年以降初めて』
『県内では今年、長崎市の10代男性に続き2例目』
「フルミストを受けた子から、
うちの子にインフルエンザがうつった」⁉️
『まず疑うべきは街で流行しているインフルエンザなんです』
『鼻に噴霧するワクチン「フルミスト」のウイルスが、周りの人にうつることはあります。ただし、研究では稀です』
ほむほむ先生の解説、
ぜひお読みください✨
「フルミストを受けた子から、うちの子にインフルエンザがうつった」
そう感じたとき、思い出してほしいことがあります😌
接種した子が近くにいた、というだけでは感染源は分かりません。流行期なら、まず疑うべきは街で流行しているインフルエンザなんです。
鼻に噴霧するワクチン「フルミスト」のウイルスが、周りの人にうつることはあります。ただし、研究では稀です。
実際の試験を見てみます。
3歳未満の子どもたちが同じグループで過ごす保育施設で、ワクチンを受けた子と偽薬(有効成分の入っていない薬)を受けた子を比べた試験があります。
接種児1人との接触でワクチンウイルスが伝わる確率は、【0.58%】と推定されました。伝わった1例も重症化はせず、ウイルスは弱毒化された性質を保っていたのです。
この試験には、もう一つ大事な結果があります。
偽薬を受けた子7人から、インフルエンザウイルスが計10件見つかりました。ワクチン由来と確認されたのは1件。地域で流行していた野生株と確認されたのは4件でした(残りは由来不明)。
接種した子と同じグループで過ごしている子どもが街のインフルエンザにかかることは実際に起きていたのです。
接種した本人も同じです。
米国の成人を対象とした研究で、流行期に症状が出てインフルエンザ陽性になった接種者の51検体を、ワクチン株と流行株を区別できる特別なPCR検査で調べたところ、【51検体すべてが流行株への感染】でした。
接種の時期は流行期と重なります。
接種の前後でも、街で流行しているインフルエンザにかかることはあります。
ここで、混同されやすいことが3つあります。
① 鼻からワクチンウイルスが検出される
② そのウイルスが周りの人にうつる
③ うつった人が発病する
この3つは、それぞれ別の話なんですよね。
特に接種後1週間ほどは、ワクチン由来のウイルスで、本人の迅速検査が陽性になることがあります。でも「検出された」だけで「周りに広げている」とは言えないってことです。
そして通常の迅速検査では、ワクチン株と野生株を区別できません。
確かにリスクはゼロではありません。重い免疫不全のある方との密接な接触は、接種後1〜2週間、できるだけ避けることが添付文書でも求められています。
「接種のあとに起きた」は、「接種のせいで起きた」と同じではありません。
接種は、子どもを守るための選択です。
感染源が分からないまま、その子や保護者を責めることはできません。
※0.58%の推定の幅(95%信頼区間)は0〜1.7%。由来不明の例もワクチン株の伝播と仮定した場合の推定値は2.4%(同0.13〜4.6%)でした。
こどアレ@小児科医 retweeted
「冷えピタ」などの冷感ジェルシート、残念ながら「発熱時の解熱効果」は期待出来ません。あくまで貼ると「ヒンヤリして気持ち良い」という製品です。貼ってかぶれたり、過去にずれて赤ちゃんの口を覆い窒息するという事故もありました。お子さんが「使いたい」と希望した際には注意してご使用下さい。
『RSウイルス薬、公費投与へ前進 予防へ27年度にも小児定期接種』news.jp/i/148593093976907828…
「ベイフォータス」と「エヌフロンシア」
「ワクチン」ではなく、RSウイルスから赤ちゃんを守る「抗体」のお薬です💉
新生児や乳児に投与することで、重症化を防ぐ効果が期待できます✨
ありがたい✨
『東京都、インフルエンザ脳症で5歳未満の子ども1人死亡と明らかに…「ワクチン接種の検討を」』news.yahoo.co.jp/articles/44…
「都内では3人のインフルエンザ脳症患者が確認され、5歳未満の小児1人の死亡が判明」
「こまめな手洗いや換気、せきエチケットの徹底に加え、ワクチン接種も検討してほしい」
【兄弟がフルミスト、大丈夫?】
ご質問ありがとうございます。
6歳のお子さんが「フルミスト」、1歳のお子さんが「注射のインフルエンザワクチン」という組み合わせは、1歳のお子さんが健康であれば、十分選択肢になると思います。
フルミストは弱毒化した生ワクチンですので、接種後にワクチンウイルスが鼻や咽頭から排出され、周囲の人にうつる「水平伝播」が起こる可能性はあり得ます。
ただし、その可能性は高くはありません。ご家族に免疫不全の患者さんがいる場合などを除き、日本小児科学会でも、2歳以上19歳未満では、注射のワクチンとフルミストを同等に推奨しています。
また、6歳のお子さんのワクチンウイルスが増える頃には、徐々に1歳のお子さんのインフルエンザに対する免疫もできていくかと思います。
そもそも、家庭内においては、フルミストからワクチンウイルスがうつることよりも、実際のインフルエンザに感染した6歳のお子さんから1歳のお子さんへインフルエンザがうつることのほうが、現実的には注意が必要です。
そのため、痛みを避けたい、鼻からの接種のほうが受けやすいなど、6歳のお子さんにフルミストを選ぶメリットを感じるのであれば、「6歳のお子さんはフルミスト、1歳のお子さんは注射」でもよいと思います。
もちろん、「兄弟への感染の可能性をできるだけ減らしたい」という考えから、2人とも注射にするのも一つの選択です。
1歳のお子さんの健康状態や、ご家庭でどこまで水平伝播の可能性を避けたいかを考えて、決めていただければよいと思います。
#mond_kodoare
mond.how/topics/vgrdo2s9vwd1…
【フルミスト接種後、赤ちゃんとの接触は避けるべき?】
ご質問ありがとうございます。
ご指摘のとおり、日本の「フルミスト」の添付文書には、授乳婦について「水平伝播を防ぐため、接種後1~2週間は乳児との接触を可能な限り控える」旨の記載があります。
一方で、この点については、海外と少し扱いが異なります。
日本で使用されている「フルミスト」は、海外で使用されている「FluMist」と同じ経鼻弱毒生インフルエンザワクチンです。
例えば、米国では、産後・授乳中の女性は接種可能とされています。また、米国の添付文書には、日本のような「接種後1~2週間は乳児との接触を可能な限り控える」という記載はありません。米国CDCでも、妊婦や産後の女性がフルミストを接種した人との接触を避ける必要はないとしています。
少し話がそれますが、インフルエンザの注射ワクチンについても、現在では卵アレルギーがあっても基本的に接種できますが、添付文書には卵アレルギーについての注意事項がまだ残っています。
今回のケースについては、フルミスト接種後にワクチンウイルスが鼻などから検出されることはありますが、実際に人から人へ伝播することは非常にまれです。
そもそも、米国においても、授乳中の方が接種した場合も、1~2週間まったく乳児に触れないというのは現実的ではありません。健康な乳児であれば、通常どおり授乳や抱っこなどをしてよいと考えてられています。
同様に、健康な4か月の赤ちゃんがいる家庭で兄弟がフルミストを接種した場合も、通常の家庭内接触まで1~2週間制限する必要はないと考えられております。
ただし、高度な免疫不全など、特に感染や重症化リスクの高い乳児では、より慎重に考える必要があります。もちろん、赤ちゃんに感染する可能性はゼロではありませんので、ご心配でしたら接触を減らすことになろうかと思います。
なお、前回の回答では、日本の添付文書にこのような記載があることを踏まえた説明が十分ではなく、言葉足らずでした。申し訳ありません。「基本的に接触しても問題ありません」とお伝えするより、「健康な乳児であれば、通常の家庭内接触まで制限する必要はありません」と最初にお伝えするのがより適切でした。
#mond_kodoare
mond.how/topics/zzvesivpefy9…
【質問箱】フルミストを接種した子からインフルエンザは広がる?note.com/kids_allergy/n/n1ab…
ご質問ありがとうございます。
「フルミストをやった子がいたからインフルエンザが流行した」などと聞くと、ご心配になりますよね。
確かに、フルミストは…






