
脚本のお仕事。漫画『それが世界のフツーになる』全3巻(漫画: 高木しげよしさん/一迅社)、百合コラム集『ちいさい百合みぃつけた』(イラスト: HEROさん/KADOKAWA)📚 アニメ #ビックリメン #ギヴン #まほあく #ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん #キミプリ #淡島百景 #乙女怪獣キャラメリゼ #俺と悠兄
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ALT 画像1/4。漫画「膠と油」へ、韓国の読者の方から頂いた感想文。以下、画像内全文。 ぱらり先生、こんにちは。 「いつか死ぬなら絵を売ってから」の韓国語版の出版おめでとうございます。 引き続きの出版を待ちながら、少しずつですが続きも自分で翻訳しながら楽しく読ませていただきたいと思います。 日本の皆さんへ、こちらは、そうして先生の漫画を追っているうちに「膠と油」にも興味を持ち、拝読した感想です。 韓国から「日本で描かれた戦争漫画」について感想をお伝えすると、政治的な意図があるのではないかと悩ませてしまうかもしれません。 ですが、私はただBLやブロマンスが大好きなオタクの女性にすぎません。 むしろ政治的な発言には消極的な方で、尹錫悦の弾劾を求めるデモのときでさえも少し発言したり、参加している人の投稿をリポストする程度でした。 今回も、このように自分の公開の場ではない形で感想をお伝えすることをどうかご理解いただけたら嬉しいです。 歴史や政治についての見方にはいろいろな立場があると思います。 そのため私は、私とは反対の見方をする一部の人からの意地悪な反応を恐れているし、また、ぱらり先生にそうした反応が向かうのも嫌だと思っています。 ですからこの文章は、一人の漫画好きの人の感想として読んでいただけるとありがたいです。 「膠と油」を読んで、まず、戦争中の画家や、戦争画という題材そのものから学ぶことも多く、純粋にとても興味深く読ませていただきました。 専門用語を調べながら読むのは簡単ではありませんでしたが、それでも読むことができて本当に良かったと思っています。 そして、主人公たちが「展覧会」という形で自由を取り戻そうとする活動を行うという、設定にも驚きました。

ALT 画像2/4。感想文の続き。以下、画像内全文。 少し厳しく聞こえるかもしれませんが、日本の戦争漫画の中にある「私たちはただ飲み込まれただけだ」というように感じられる描写に違和感を覚える人もいます。 正直に言えば、私もその一人でした。 個人が戦争という出来事に飲まれて、どう生きたかの物語。もちろん、そうした物語にも大切な意味や魅力があると思います。 しかし、戦争は災害ではないし、一対一の喧嘩のように個人と個人だけで完結する問題でもありません。それは人災で、そして個人と社会の問題だと私は考えています。 だから、それを起こすような社会、当時の価値観そのものに、抵抗しようと行動する主人公たちの物語を、日本の漫画でももっと読みたかったのだと思います。 また、私の立場からするとこのキャラクターに触れない方がむしろ不自然に思えるはずなのでお伝えしますが、春子さんもとても良かったです。 全4話という短さの中で、在日朝鮮人である春子さんを登場させ、被害だけではなくて加害の歴史も目をそらさずに描かれていると感じました。 春子さんは少しエキセントリックなキャラクターなので、もしかすると韓国では好き嫌いが分かれるかもしれません。 ですが、単なる「かわいそうな被害者」ではなく、一人の健康で個性ある女性として描かれていたことが私はとても嬉しかったです。 (まるで自分を見ているようで。笑) また、最後に春子さんを通して、日本が戦後、朝鮮や台湾出身の旧日本軍の軍人や軍属を、恩給や援護の対象から外したことが描かれていた点にも驚きました。 私の親戚の中にも、この問題の当事者だった人がいたと聞いたことがあります。 そして、ここが本当に重要な点なのですが、

ALT 画像3/4。感想文の続き。以下、画像内全文。 こうした内容が漫画として、しかも私にとって身近な形で……率直に言えば、 「BLが好きなオタク女性が楽しめる形で」 発表されていることに、大きな感動を覚えました。 主人公二人、辰巳と卯ノ原の関係が本当に魅力的でした。 二人の絆が深まっていく様子が本当に好きで、二人が一緒に絵を描く場面は何度も読み返しました。 同性同士の親密さを茶化さずに、また私のような趣味の人間を見下すようなこともなく、いつもまっすぐに描いてくれて嬉しく思います。 日本で描かれた戦争漫画には、世界的にも非常に高く評価されている作品が多く、私も漫画が好きな人間としていくつか読んだことがあります。 ですが、読んでいて距離を感じることもありました。 それは日本の視点で描かれているからというだけではなく、おそらく「私に向けられていなかった」からでもあったのだと思います。 この漫画を読み終え、考えを巡らせながら、私はデモのときに輝いていた無数のペンライトを思い出しました。 その光は、私の方を向いていました。 私に向けられ、私がまっすぐ見つめていて、そして私も参加している世界なのだと気づかせてくれる光の風景でした。 デモという言葉を出すと、日本にも私の国でも、それが民主主義的な行動ということを忘れてしまうほどに身構えてしまう人が今もなおいることは理解しています。 しかし私がお話をしたいのは「自分もこの世の中の参加者だ」と気付く瞬間があるという人生の一部と、その光景の話です。 今このように世界が不安定な状態になっていて、私の国も、他の国も、そして日本も様々な問題に直面していて大変だと聞いています。 この漫画は、そんな時代において心の中でのペンライトになる作品だと思いました。

ALT 画像4/4。感想文の続き。以下、画像内全文。 辰巳と卯ノ原に感じる「萌え」の気持ちはそのままに、彼らがそうしたように、社会と向き合う勇気にもなる作品だと感じます。 もしかしてここまで読んで、「結局これは政治の話ではないか」と思った人もいるかもしれません。 しかし、私たちはお互いに共存して生きる成熟した社会的存在です。 だから民主主義を守ること、人権を大切にすること、戦争に反対することは、そんなに特別な考えや主張ではないと私は思っています。 それは、私たちがお互いを壊さないでこの世界で一緒に生きていくために必要な、とても当然のやるべきことの話だと思います。 そのようなことと向き合うことができる作品を、私はこのように愛しています。 長く書いてしまい申し訳ありません。 拙い表現がありましたらどうかご容赦ください。 この漫画と、日本の皆さんを、応援したいという気持ちが伝わっていましたら嬉しいです。 戦争漫画で描かれる、被害を受けた不幸、加害をしてしまった不幸。打ちひしがれて、そして、それで? その先どうするのか、何がいけなかったのか、どうしたらいいのか。ずっと大事な問いがあります。 その中にある社会との積極的な関わりと、それから個人の、クィアな人も含めての幸福。 最後に、辰巳と卯ノ原が年を重ねても一緒にいる姿を見ることができて本当に嬉しかったです。 二人のその後の人生も気になります。 この漫画を描いてくださり、本当にありがとうございました。 心から感謝しています。



































