自由意志の擁護については、計算不可能性という観点もある。
どういうことか?
セルオートマトンの「ライフゲーム」というのがある。このゲームでは、とても単純なルールであっても複雑な様相を示すことがわかる(画像)
そして、その複雑な様相がどうなるかは、実際にシミュレーションしないとわからない。
世界もそうなっていると考えられて、僕らの行動を予測するためには実際にシミュレーションが必要だと。そして、それには宇宙より巨大なコンピュータがないと計算できないかもしれない。
僕らの行動は計算不可能なのだ。
実質的に僕らの行動は予測されえないーー確かに決定論は真だとしても、「僕らは計算不可能であるという意味での自由意志は持つ」と考えられるわけだ。
「自由意志の存在を擁護する」
「結果には必ず原因がある」というのは"因果論的思考"というけども、
この因果論的思考で考える限り、僕らの「自由」は存在しないように思われるんだよね。
なぜなら行動はすべて先行する原因に帰することができるから。これを「決定論」という。
一方で、「自由」とは日常用語では、そんな厳密な意味ではなく、たんに拘束がないことをいうはずだ。例えば拳銃を突きつけられて「右手をあげろ」と言われてる状況じゃないとか。
だから、決定論が真だったとしても、日常的な意味では僕らは「自由」であるはずんだよ。
こういう、決定論と自由意志の存在が両立することを、形而上学では「両立論」というんだよね。
みんなはどう思う?
まさかしがない数学徒さんが同業者に!
僕も医学部再受験しました。勉強の休憩時間に彼の動画を見漁っていたのが懐かしい( ´∀`)
頑張ってください、応援しています!!
医学部再受験を決めました。
今年一年頑張ります。
youtu.be/n9KFmFPymfU?si=sA5R…
「自由意志の存在を擁護する」
「結果には必ず原因がある」というのは"因果論的思考"というけども、
この因果論的思考で考える限り、僕らの「自由」は存在しないように思われるんだよね。
なぜなら行動はすべて先行する原因に帰することができるから。これを「決定論」という。
一方で、「自由」とは日常用語では、そんな厳密な意味ではなく、たんに拘束がないことをいうはずだ。例えば拳銃を突きつけられて「右手をあげろ」と言われてる状況じゃないとか。
だから、決定論が真だったとしても、日常的な意味では僕らは「自由」であるはずんだよ。
こういう、決定論と自由意志の存在が両立することを、形而上学では「両立論」というんだよね。
みんなはどう思う?
#新大学生におすすめの本5選
・暇と退屈の倫理学/國分功一郎
・ファスト&スロー/カーネマン
・FACTFULNESS/ ロスリング
・利己的な遺伝子/ドーキンス
・ポスト・ヒューマン誕生/カーツワイル
以下書評
・暇と退屈の倫理学
著者の國分功一郎氏は明快な論考で有名な哲学者で、この本を読めば哲学の切れ味を味わえます。パスカルの「人間の不幸は家でじっとしていられないことから起きる」は有名な警句だけども、実は「退屈」とは人間を理解する上でキーワードになってきます。動物は退屈しないことも考えるとわかると思います。
・ファスト&スロー
人間が人間である以上、間違いを犯すような誤った信念を持ったりすることがあります。そうした信念のことを「ヒューリスティック」と呼び、著者のカーネマンと、故トベルスキーが何年も渡って研究した成果がまとめられています。「行動経済学」の基礎であり、ビジネスでも学問でももはや教養の王道となっています。
・FACTFULNESS
これは前著と少しかぶるところがあるけども、人間が誤ったネガティブな世界像を持っていることを指摘してくれる本で、やはり鉄板の教養本。例えば「世界に貧困が増えているか?」という問いで、多くの人が(政治家でさえも)「増えている」「変わらない」と答えてしまうことがあります。しかし、絶対的貧困は21世紀までに着実に減っており、世界は少しずつ良くなっていることが指摘されます。このように事実ベースで世界を考えることを教えてくれます。
・利己的な遺伝子
これもとても有名な本で、進化論の金字塔のような本です。「人間は遺伝子のヴィークル(乗り物)である」という鋭い論説は多くの科学者に感銘を与えてきました。この本を読めば世界の様々な現象(家族、友人、恋愛…)を明快に説明できる視点が身につくでしょう。理系はもちろん、文系も読むべきです。
・ポスト・ヒューマン誕生
AI時代に起きることを限界まで煮詰めた本。非常に刺激的で、この激動の時代を生きる中で「未来」を考えたい人はぜひ読むべきです。合わせて『シンギュラリティはより近く』も読むことをおすすめします。






