
奢られ屋10年目。女子校生から政治家、占い師に医者、大道芸人にVtuber、プロゲーマーに格闘家まで、あらゆる人々に奢られて暮らしています。奢りの依頼は @taichinakaj にどうぞ。
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Joined July 2021
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吃音症も汚言症も多汗症も動物に話しかける時は起きなかったりします。
相手を同じ人だと思わないで、見下せば良いという解決策。
「わたしは汚言症でして、どんな場所でも急に下ネタを叫んだりしてしまうんですが、奢らせてもらえるでしょうか?」とDMがきたので、「まあ個室ならいいんじゃねえか?」つって、てきとーに奢られてきたんだけど、
「おかしい。いつもならもっと酷いことを言ってしまうのに、なぜか今日は平気だ」と言っていて、「なんだよ、汚言はねえのかよ。」と文句を言いながら、「まあ、それはそれでおもろいな〜」となり、いろいろ聞き進めていたら、
「わかった。プロ奢はあまりにも正体不明すぎて『なにを言ったら汚言になるのか』すらも分からないからだ。あまりにも変態すぎて、なにを言っても酷いと思ってもらえなさそう。プロ奢に酷い、卑猥だと思ってもらえるような語りを、こちらが持ち合わせてない」と言われたので、「ははっ!汚言も在庫切れがあるんやな!もっと捻り出せよ!つまんな!」つったら、「汚言症ですか?」って言われて泣いた。汚言症の正論が一番効く。
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「将来が不安なんですよ。お金がいくらあっても...。」と相談されて、それは困ったねぇ、という話になった。奢りにきた30代の男性。
「あのさ、あなたと、いろいろ話していて思ったけど、まるであなたは『これから吉野家の深夜バイトに行くひと』みたいだよねぇ〜。」「え、どういうことですか?」
「これから数時間ワンオペで働くから、いろいろ不安なんだよ。あなたは今、『おなか壊したらどうしよう。どうやってトイレに行こう。ああ、無理だ。おなか壊したら終わりだ。おなか壊さないように、今からたべるものに気をつけよう。いや、冷たいものもマズいな。うーん。ほかにも落とし穴がある気がする!』って、ずっとグルグル考えてるわけだよ。」「たしかに。不測の事態、そのすべてが恐ろしいです。」
「でもさぁ。あなたの人生は、べつに吉野家のワンオペバイトじゃないんだよ。助けてもらえば、それでよくなーい?『てんちょー!トイレ!ちょっとレジ見てて!』つってさ。だって、人はたくさんいるんだから。あなたは、見ようとしていないけど。」
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こないだ奢りにきた有名企業の社長が「女という生き物は、絶対にビジネスで男に勝てない。」と言っていた。
「へぇ。どうして?」と聞いてみると、かなり否定しづらい内容だった。
「男というのは、基本的には怠惰でしょ。だから、合理的に考えたがる。そうでしょ?」
「たしかに。合理的に考えるのは、むしろ『考えるのがダルいから』ですよね。ただ、ショートカットがしたいだけ。」
「そう。しかしかといって、暗記もしたくない。だから、本質を掴もうとするわけ。それが一番ラクだから。」「そして、女というのは、逆にパワフル。いろんなことを、同時に考えたがる。世話を焼きたがる。だから合理的には考えない。」
「たのしみが減って、勿体ないから。」
「そう。だから、たくさん暗記もできる。でも、そのせいで本質は掴めない。表面的に物事をみてしまう。だからまず、経営には向いてない。現場のプレイヤーでいた方がいい。」
「なるほど。」
「そして、男には『性欲』というボーナスがついてる。まえにプロ奢がバズってた『おちんちんパワー』の話だね。」
「(おちんちんパワーが代表作なの、あまりにも不服すぎるけど、ここは黙っておこう。)」
「男には性欲があるから、どんなに怠惰な人間であっても、それを前にしたら瞬間的に、めちゃくちゃパワフルになる。つまり、ラクがしたくて本質を掴んだ男たちが、女にモテるためならパワフルになる。この瞬間に、男と女では確実に差が出る。男はどちらの武器も手にする。」
「もちろん、女にも性欲はある。でも、男の性欲は無限だ。」「具体的にいえば、何人にモテても足りない。足りない。足りない!女はどうか?ひとりの男ができて、そこに最高の愛があればゴールだ。女は賢いから。」
「一方、男はバカだ。だから、最高の愛があっても、べつの女にモテ続けたい。だから、ビジネスの世界では女は男に勝てない。」
「お金稼ぎなんて、それ自体は退屈でしかない。一定の儲けがでてきたら、あとはただ、数字がふえていくだけ。なんの旨みもない。でも、女にはモテる。モテない男でも、そこに大金を稼ぐ力があればモテる。だから、男は稼ぎ続ける。女は稼げても、すぐやめる。」
「なるほど。つまりは、『女にも能力はある。しかし、理由がない。』ということだ。」
そう言われてみると、まえに奢りにきた女医も「男の医者はほとんど辞めないが、女医の離職率は50%近くある。それに、まわりの女医も、もしも結婚相手が見つかればすぐにでも辞めたがっている。」と言っていた。
たしかに男女における能力格差はないのかもしれないけど、確実に『モチベーション格差』は存在しているんだろうな、などと思うなどした。これまで6000人に奢られてきたが、全体的には否定しづらい意見だった。
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こないだ奢りにきたひとが「友達が欲しいんです。でも、友達って『つくるもの』じゃなくて、『気づいたら自然にできてるもの』だと思うんですよ。」と言った。
「へぇ。それで、友達できてました?自然に。」
「いいえ。」
「じゃあ、できないんだろうねぇ。自然に。」
「どうしたらできますか?」
「そりゃあ、つくるしかないだろうねえ。不自然に。そもそもだよ?その『友達とは、気づいたら自然にできてるものだ』って奴、どっかの受け売りでしょう?急に浮ついてるもんねぇ。調子いい、っていうか。あなたの生き方に、そこだけ妙に馴染んでないよ。取ってつけたような考えだよね。たしかに、そういうツイートよくあるもんね。伸びてるよね。でもさ、『気づいたら自然にできてるもの』っていうツイートをRTしてるひと、友達いそう?いなさそうじゃない?じゃあ、それってウソなんじゃない?」
「たしかに!!!!!!!!」
そして彼は、きちんと呼ばれた呑み会にいくようになりました。友達がいないことを時代に責任転嫁してる人たちのおかげで、また一人巣立っていきました。めでたし、めでたし。
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そういえば某・週刊誌に「芸能人の下半身問題」を告発したことがある女のひとに、これまで数回に奢られたことがあるんだけど、みんな揃って「正直さいしょは同意したと思うけど、あまりにヘタすぎて途中で『もう辞めて!』と頼んだ」「けど辞めてもらえなかった」という話をしており、チンチンのレピュテーション・リスクについて思いを馳せた。
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16歳から風俗で働いてる毒親サバイバーが奢りにきて、「教科書が大好きだった」「だって、教科書はバカでも分かるように書いてあるじゃないですか」と言うので、「バカでも読めるけど、幸福だと読めない」「教科書は目の前の不幸から目を逸らしたい時にだけ読めるように書いてある」と教えてあげた。
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こないだ奢りにきた茨城のコンカフェ嬢が「水戸は出逢いがない」「だから陽キャは、夏の夜にビーチへいく」「ナンパ男たちが、Live用ペンライトを手に持ち、ぐるぐる浜辺を走っている」「女はピンクライトを持っている」と言っていて、最近みないな〜と思ったらホタル全員茨城にいるみたいで安心した。
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こないだ奢りにきたコンカフェ最大手オーナーに「ガルバと何が違うの?」と聞いてみたら、めちゃくちゃ面白いこと聞けちゃった。
「ガルバは水商売の入り口ですよね。だから給料が命。お金が良いほうに、良い子も流れる。それこそ、キャバ嬢にステップアップする子もいる。」
「コンカフェは芸能の入り口なんです。だから、給料よりも認知や名声、プロデュース力や『その先』への導線なんです。ここで働いて注目されたら、インフルエンサーになれる、アパレルを売れる、テレビに出れる。そういう可能性が給料にふくまれている。」
つまり、コンカフェは、ガルバよりも「求人コスト」が低くて、競争が低いから人件費もインフレしづらく、さらにキャストがSNS活用に積極的だから「集客コスト」もかからない。そりゃあ、街もこれだけコンカフェだらけになるわなぁ。
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最も孤独になりやすいのは、「異常に秀でた能力が1つだけある人」なんだよな。こないだ、明るくてユーモアがあり過ぎる人が奢りにきた。彼は元ラグビー部で、いまは敏腕の営業マン。数千万の案件をボコボコ決める。しかし、あまりに明る過ぎる。ゆえに、すべての場で「盛り上げ役」から抜け出せない。
「場を盛り上げない私」が、しずかに座る場所がない。それを認められるための余白がない。すると、どんどん役割が固定化する。異常に秀でた能力が1つあることによって、そのひとは他の能力を使う機会を失う。さらに依存する。負のループが高速回転する。
秀でた能力というものは、ときにひとを自由にするが、それが全体のバランスを崩しはじめると、逆にひとはその能力に呪われるようになる。盛り上げずにはいられない。それ以外の認められ方がない。さらに盛り上げてしまう。どんどん「盛り上げ役」に祭り上げられる。どこにも居場所がない。
逆になにもないひとは、なにもないひと同士で仲良くなれる。なにかを推したり、趣味に没頭する友人をもつことができる。矢印が互いに向き合わず、おなじ方向をみつめるで心通わせることができる。しかし、自分に向いた矢印を集めてしまうひとは、どうしても孤独になりやすい。
孤独な人生を生きていくには、どうしたらいいのだろう?孤独は玉葱、わたしは皮剥き。きょうの記事は、そんな話です。画像は記事より引用。
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「イジメられる原因は、
イジメられる側にあるんです」
「ぜんぶに無関心なんです」
「関心をもたれるほど面白くもない」
彼は、無個性であることについて悩んでいるのだ、と言う。
だれにとっても特別ではなく、そして、ただでさえ特別でないのに、生活が進んでいくにつれて、さらに特別でなくなっていく。ただの大学生になり、ただの大学生活を送り、ただの就活をして、ただの社会人になる。
それらの現実に辟易としており、すべての出来事が退屈におもえて、無関心になってしまったのだ、と言う。そして、18歳前後の彼はそれを「希死念慮」と呼んでいるようだった。
「ぼくなんかと話していても、きっと退屈ですよね。すみません。でも、最初にTikTokで流れてきたときから、ずっと会って話してみたかったんです。奢らせてくれてありがとうございます。」
「そうだね。たしかに退屈かもしれない。でも、こちらの世界には『実りある退屈さ』というものがあるんだよ。」
「退屈も、楽しんでるってことですか?」
「楽しんだりするときもある。そのまま味わっていることもある。だから、退屈であるからといって、謝罪されるような筋合いはない。」
「よくわからない。飽きませんか?」
「そうだな。ちょうど、白米をたべるようなものだね。すこし塩気が欲しくなる瞬間もある。でも総じて、そこに退屈さがあるからこそ、飽きずに食べ続けることができる。退屈でないものは、すぐに飽きる。味が強すぎる。」
「楽しんで、それで、どうするんですか?実りある退屈さ、と言うけど、白米を食べても、なんの実りもない。そんなの、つまらないし、退屈じゃないですか?」
「つまらないし、退屈だよ。でも、そこになにかしら『し続けられること』がある。それさえあれば、それがいずれ実りになっていく。べつにお金が儲かるとか、ひとに尊敬されるとか、あとは、女の子にモテるとか、そういうことじゃなくても、いいんだよ。」
「し続ける、だけで?」
「たとえばそこに、些細な甘味を感じられたりする。わかりやすい塩気に頼って誤魔化してきた、目の前の退屈さに向き合うことで、些細な部分がみえるようになる。そして、些細な甘味を感じる自分自身を、再発見できたりする。すると、いままで退屈でしかなかった他のものからも、実りある退屈さを見出せるようになる。」
「でも、けっきょく退屈ですよ。なんにも興味が湧かない。どうせまた、希死念慮に支配されて、消えたくなってしまいます。」
「あなたの無関心は、ひどく積極的で美しいね。あなたの希死念慮は、世界に対する積極的な無関心なんだ。」
「積極的な無関心?」
「あなたは、自分から率先して無関心を選び取ることで、世界を退屈でくだらないものだ、というふうに、思おうとしているんじゃないかな。まるで昨日、女の子に振られた強気な少年みたいだ。」
「ぼくは、世界に振られたってことですか?」
「世界は残酷だから、そんなことはしないよ。いまもまだ、あなたを振り回そうとしている。そして、あなたはそれに耐えきれなくなって、世界に向けてきた愛のようなものを、どうにか全部忘れようとしている。」
「でも、ほんとうに無関心なんですよ。」
「だからこうして、あんな女はクソだった、つまらない女には二度と関わるものか、ぼくは最初から興味なんか無かったんだ、としずかに叫んでいる。無関心というのは、そんなことすら思えない、ということだよ。思えないし、思えないから言えもしないんだよ。」
「たしかに。関心があるから、嫌なんだ。」
「そう。でも、関心も持てていないのかもしれない。関心を持つことは大変なことだからね。正確には、あなたは関心を持ちたい、と思っているのかもしれないね。」
「できることなら。」
すると彼は、ゆっくりと涙を流しはじめて、それに気づいて親指で目の下をぬぐった。
「ぼくは、学校でイジメられてたんです。イジメと呼んでいいものかも、分からないけど。とにかくそういう行為の対象になっていた。イジメは、いつも明確な理由で始まって、いつもなんだかよく分からない理由で終わった。それが終わると安堵するんだけど、でも同時に、なんで、こんなによく分からない理由で終わってしまうんだ、ふざけるなよ、って思うんです。」
「安堵するけど、がっかりする?」
「がっかり、しているんですかね。なんだか、拍子抜けしてしまうんです。イジメられる原因はイジメられる側にあるんですよ。なのに、終わるときはいつもそれが曖昧になる。」
「明確な理由で始まったことは、明確な理由で終わらなければならない?」
「ああ、そうかもしれない。」
「あなたは、イジメが終わることを求めていたんじゃなくて、そこに明確な理由が与えられることを求めていたのかもしれないね。」
「どういうことですか?」
「そしてきっと、あなたが言っている『イジメが始まる明確な理由』というものは、べつに存在しないんだよ。あなたは、なんとなくイジメられた。それだけ。でも、そんなんじゃ納得できない、あるいは、許せないもんね。」
「ああ、世界から消えたくなってきました。」
「あなたは、なんかよく分からない理由でいじめられていた。でも、それでは納得がいかないから、無理やりに明確な理由を求めた。そして、それを自分の中でつくり、決めた。それに即して、明確な理由によってイジメが終わることで、なぜ自分はイジメられなければならなかったのか?という問いに、納得がいくはずだった。しかし、その明確さはいつも与えられない。だから、納得がいかない。そんなところ?」
「そうかもしれません。だから、なんかよく分からないものを見ると、まず、自分なんかが関心を持っちゃいけない、自分なんかを求めている人なんていない、拒絶されるに決まってる、拒絶されるくらいなら、こちらから断ってしまったほうがいい、と思います。いや、そんなふうに思ってるって、思ってなかった。でも、いまは思います。」
「そっか。だから、そんなに積極的なんだね。あなたは美しいなぁ。積極的無関心というのは、自尊心の欠落した、一種の愛の形なんだね。」
「いや、愛してなんかないですよ!...ああ、これか。」
「ははははは。ムキになれるのはステキなことだよね。仲良くしたいだけなのに、なんかよく分からない理由で仲良くできない。そういうとき、そのひとにできることは、ムキになることくらいしかない。そして、ムキになるというのは、いまみたいに強く前に出るか、これまでのように強く後ろに下がるかしかない。どちらにせよ、積極的にならざるを得ないんだ。」
「どちらがいいんですか?」
「それは、わからない。」
「決めるしかない。」
その日、彼とした主な話は、わたしにとって「どこかで通ったことがあって、すでに熟知した順路」を、ほとんど外れなかった。これを、彼は退屈と呼ぶらしい。
しかしわたしは、じゅうぶんに彼にとっての退屈を嗜むことができた。退屈を退屈のまま嗜むということは、わたしの生活にとって最も重要な過程をふくんでいる。
たのしく生きていくためには、希望があると便利だ。希望というのは、不本意な広がりのことだと思う。いつもの退屈な道を歩くなかで、ふとした季節の変化を花や鳥の存在によって感じたり、それらと対峙した自分自身のスタイルによって感じたりする。まさに、そんなところにこそ、大きな希望をかんじる。
実りある退屈さに覆われた毎日を望んで受け入れている。だから、わたしは今日もひとに会うことができる。ひとりでは辿り着けない退屈さに達することで、わたしは希望を抱えて生きていくことができる。
さて、きょうは一体どんな人と話せるのだろうか。ひとに奢られて生きていると、不本意な広がりが向こうからやってきてくれて有り難い。無個性で退屈な絶望の共有。なんて有り難いことなんだろう。たくさん集めて、まとめて燃やしたいなぁ。骨になるまで。
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こないだ奢りにきたインテリ風俗嬢が「マトモな男は同世代の女を求める」「それは加齢と孤独から目を逸らすために、女がつくった都合のいい幻想」「結局、男はみんな若い女がすきだし、若い女に相手にされないから同世代の女で妥協している」と言ってて、なんかそういうデータとかあるんですか?とジョークで聞いたら、捨て身のフィールド・ワークから収集されたn=1000の顧客の年齢と好みの女の年齢、コスプレ含むプレイ内容、および顧客のエピソード・トークから得られたその他の女性関係メモから、あらゆる秘密データを提出されてしまい、わたしの中のインナーひろゆきが終始気まずそうにしていた。
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「バリキャリやめて、結婚・出産した。」
「仕事より、子育てのほうが数倍ラク。」
「子育てには責任がない。謝れば済む。」
わたしに奢りにくるたびに、なぜか生まれたての『違う赤ん坊』を連れてくる、大阪の常連だ。
彼女は、彼女が大学生の頃からの古参フォロワーで、わたしのことを遠目に観察しながら、バリキャリの道へと進んだ。よく働いた。
彼女が当時、進学した高校はいわゆる"進学校"で、その友人たちは皆、わかりやすく言うなら、まさに「結婚なんて」という価値観だった。女も、男に頼らず生きていくんだ。経済的合理性。未来を見据えたキャリアアップ。そして彼女もまた、まさか自分が20代のうちに結婚をし、こどもを複数人産んで育てているなんて、いちども考えなかった。
その後、SNSに現れた「不快な浮浪者」の発言を見ているうちに、結婚や子育ての現実的、妥協案的、あるいは合理的システムについて考えるようになる。
わたしが本当にしたかったことは、なんだろう?高収入になる?キャリアを築く?それは、なんのため?不自由なく生きるため?男に抑圧されず自由に生きるため?しかし、そう考えることこそが、まさに抑圧的なのでは?わたしは、自由になろうと、させられているのでは?
彼女はひどく潔く、そしてイノセントだったので、「若いうちにこどもを作り、たまにおいしい酒を飲んで、ぬくぬく生きてたら幸せじゃね?」となった。そうしてじっさいに、驚くほどに潔く、すばやく結婚をし、こどもを産み、初めてわたしに奢りにやってきた。「結婚してよかった、こども産んでよかった」と、いつも話す。とんでもない事後報告である。
彼女に、ふたたび大阪で再会した。ふたたび、ちいさな赤子を抱えている。こないだ会った男の子は、もう2歳になったそうだ。
「寝てるね」
「はい、ラクなもんです。家事をして子供をみるだけで生活ができる。より過ごしやすくするには、まわりに家族やご近所に愛想良く振る舞っておけばいい。協力してもらえる。そういう意味では、仕事より、子育てのほうが数倍ラクですよ。わたしにとっては。」
「へぇ。具体的に、どんなとこが辛いの?」「子育てには責任がない。」
「いやいや、さすがに、子育てにも責任あるやろ」と笑いながら突っ込むと、
「いやいや、こどもなんて、基本わたしのことクソ好きなニコニコ上司ですよ。オムツ替えるのがちょっと遅れちゃっても、謝れば終わり。」
「ごめんね、きょうのご飯は唐揚げだよ、と言う。」
「そうです」
「でもね、仕事はそうはいかないです。関係者各位にいくら頭をさげても、取り返しのつかない失態がたくさんある。そこらじゅうにです。わたしの子供は、そうですね。死ななければいい。」と彼女は言った。
「子育ては、めちゃくちゃラクだし、めちゃくちゃ楽しいです。ツイッターには、正反対の意見ばかりですけど。」
「ほんとうに幸福なひとは、幸福の瞬間にツイッターを開かない。」
「プロ奢が、ずっと人生なんてくだらない、くだらないことは自分勝手に楽しむしかない、ということを言っていて、良い意味で絶望できた。だからこどもを産めました。ありがとう」「そっか。なんか感謝されてるのか、恨まれてるのか分かんないけど、それはよかったね。」「うん!もうひとり、産んじゃおうかな!」
「じゃあ、また新しい成果物ができたら会いましょう。」「いいですね、成果物!」
そういう勢いで、大阪の大きな商業ビルのカフェのエスカレーター前で別れた。まさに、それは「そういう勢い」と表現するのが相応しくて、ふたたび会うときにも、きっと「そういう勢い」でやってきて、「そういう勢い」で別れるのだろう、と思う。
ややこしいことを考えるとキリがない。というか、かろうじて考えることはできても、すっきりとした答えが出ない問題で、世界は覆われている。こどもは幸せになるのだろうか?わたしはこどもを生むべきだろうか?そんなもの、だれにも分からない。分かる必要がない。やったり、やらなかったりすればいい。しかし、やってみたほうが考えるヒントは増える。それだけのことなのだろう。
人を人としてリスペクトする姿勢というものは、つまり、勝手にやれ、と言い切ることなのかもしれない。生まれたな、じゃあ、勝手にやれ。幸せになれ、不幸せになれ、自由になれ、不自由になれ。なんてひどいことだろう。でも、なんてすてきなことでもあるんだろう。信頼の匂いがする。
出産、それは、あまりに暴力的で、令和のきびしいコンプライアンスに抵触しうる、極めて反社会的な行動にすら思える。でも、より正しいのはどっちだろう?いや、そう考えても分からない。だから、こう考える。よりくだらないのはどっちだろう?好きな方を選ぶしかない。信じた先で転んでも、タダでは起き上がらない、そう信じられるような道を、じぶんで選びとるしかない。
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プロのオフパコ屋が奢りにきたとき、言った。「ほんとうに重要なのは経験人数じゃない。プレイ時間です」「この世界にも1万時間の法則が適応される」「上手さは、人数や回数ではなく、時間と比例する」
「私レベルになると、相手と話をしただけで、その男が""1万時間かけたか""どうか分かる」。
わたしが、怖...と思いながら、「へぇ〜...。ところで」と話を切り返そうとすると、もの凄い早口で「プロ奢さんは3万時間くらいです。でしょ?」「この形式のコミュニケーションって、ほぼセッ●スですよ。ね?たぶん合ってる!」と自信満々に言い切られ、「いや、まあ、そういう考え方なら、そうかもしれないけど・・・。2.3時間ずつ、ほぼ1万と、じっくり話してきたからね・・・。」となった。
よく考えると、それを差し引いて余る時間が妙にリアルで怖かった。急に「●万時間やったよね!?」とか言われて、分かるやつ居らんやろ。ウケる。
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こないだ奢りにきた一途ギャルが「つーかよ!ポリアモリーってなんだよ!」「他人の責任とれないチキンのくせして自分のことすら自分の言葉で語れないバカちん●野郎が!!」と叫び出したので、「ポリアモリーって他人の責任とれないチキンのくせして自分のことすら自分の言葉で語れないバカちん●野郎の言い換えだったんだ!」と噛まずに言えてとても嬉しかった。
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こないだ奢りにきた汚言症のひとが「おかしい。いつもならもっと酷いことを言ってしまうのに、なぜか今日はならない」と言っていて、おもろいな〜、と思い聞き進めていたら「プロ奢は変態すぎて、なにを言っても酷いと思わなさそう。プロ奢に酷い、卑猥だと思ってもらえる語りがこちらにはない」と言われたので、「ははっ!魂の在庫切れやな!つまんな!もっと捻り出せよ!」つったら、「汚言症ですか?」と言われた
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こないだ奢りにきた料理人が、ひたすら苦悩を語ってくれて、「プロ奢に悩みを話すと、自信のある料理を友人に出した時みたいな気持ちになれる。」「どゆこと?」「美味しそうに平らげるから。自分の人生の渋みが隠し味か何かに思えてくる。」という会話をした。終始うれしくてニコニコしてた。おいしい
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こないだ奢りにきた元・自称・霊能力者が「とんでもない圧迫感、、、なんて霊気なんだ、、、と感じることがよくあった」「それを霊気と思っていた」「でもいろいろ検査したら超アレルギー体質で、その圧迫感の正体はダニや埃でした」と言っていて、たしかにお化け出るとこって全部ダニ凄そう、などと。
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こないだ奢りにきた就活生に「なぜ就職しなかった?」と聞かれたけど、シンプルに必要ないからなんよな。固定ツイにも書いたが、生きるのに掛かるコストを下げると、どんどん時間が余る。遊べる。遊べば友達ができる。いろんな友達がいると、色んな余り物がある。貰える。どんどん金が掛からなくなる。
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こないだ奢りにきた元ド陰キャ・ギャルが「整形しまくったけど、けっきょく人生って見た目を争うものじゃなくて、ハートじゃね?アインシュタインも世界は愛って言ってるし」などと言っており、歪みというのは、そこに余裕がなければ災いだが、余裕さえあれば全体を美しくするものなのかもな、などと。
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こないだ奢りにきたエンジニアに「プロ奢は全人間の知見を聞いているだけではなく、リバースエンジニアリングしてるから強い」と言われたので、「なにそれ?」っつったら、「よく人の魂のだいじな部品を引っこ抜いて配置入れ替えたりして遊んでるじゃん、アレ」と補足され、酷いことするなぁ、となった
Replying to @satetu4401
なんならコミュ充は無から会話を始めて、会話から教養をリバーズエンジニアリングしたりできるんだよな
特定界隈の人間と会話を続けた結果、いつのまにか全員の教養がコミュ充に収束して一番教養深くなっててウケた事がある







