夏にね (@misiru_death) profile picture

あ

Joined August 2014
あなたが僕を葬る。あなたなしでは僕は生きられないから、あなたの前で僕は死んでしまいたい。そんな美しく暗い望みを、秋に変わったこの日に、あなたに告げたい。ごめんね
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夜の散歩
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あの日の夏、ひんやりとしたシーツの中であなたと裸で抱き合った。あなたの手は震えていて、私はそれを見て安心したし愛おしいと思った。意外と睫毛が長いこととか、鼓動のリズムが心地よいこととか、近づいた時に知れることが嬉しくて、部屋を包む空気が街灯みたいにぼやけていて、
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私たちの境界線をゆっくり溶かしていた。触れれば触れるほど、身体は言葉より確かな記憶を刻んでいくみたいで、あなたの体温が私の背骨に沿って流れ込むたび、世界の雑音がひとつずつ消えていくのがわかった。
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こんなふうに好きな人と抱き合っている時って、未来とか不安とか恐れとか全部どうでもよくなって、ただあなたと同じ呼吸をしているという一点だけで充分だった。それなのに、
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雨が当たり前になった世界に変わる。晴れが奇跡に思える。
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夏の匂いは記憶の匂いであると誰かが言っていた。夏は僕らが心の奥にしまっていた一つ一つの記憶とその旋律を呼び起こしてくれる。雨上がりのアスファルトの匂い。濡れた砂浜の感触。眠たげな風と共に鳴る風鈴。まばゆい陽光。神社で鳴くひぐらし。全てが夏であり、全てが美しく切ない記憶であった。
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きみは素晴らしくて特別なんだ。きみが自己否定をしていると僕は悲しい。きみが自分の傷を見ないために新しい傷を作るなら、僕がきみの過去の傷を全部見るから、もうこれ以上傷を作らないでほしい。
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わたしは恋愛というものが分かりません。好きとは何か、なぜ人は付き合うのか、手を繋いだりするのはどんな感情なのか、検討もつきません。ですので、人の恋愛の話を聞くたびに、なんの話だろう?と思ったりします。そのため、その言葉から連想されるお寿司のことをいつもわたしは考えています。
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春は「来る」夏は「終わる」秋は「変わる」冬は「始まる」それぞれの季節の移ろいの表現を美しく思う。その美しさの中に自分が存在していることを喜ばしく思う。
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頭の中に音楽が鳴り続けているときに、音楽を聴いてはならない。音楽を上書きしてはならない。まず頭の中の音楽を聴かなければならない。静寂が訪れて、空白になるまで、聴き続けなければならない。音は空気に溶けて、雲に紛れ込み、海へ沈む。そうしてその音はやがて大切な人に向かう。
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さっき見た夢を説明しているときに、頭の中にある映像が消えていく。言葉にすればするほど現実に近づいていく。夢から遠ざかっていく。夢と現実の境目に誰かがいる。その誰かを僕は心の中に仕舞い込んで、夢を現実にし、現実を夢にする。
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言葉を食べるという感覚。とにかく言葉を食べて食べまくってお腹いっぱいにして寝たい。いい言葉を食べるほど上質な夢を見ることができる。僕は言葉を食べて、月に乗って、素敵な夢を見て、最後に踊る。そうやって地球をめぐって、季節を感じて、好きな人と手を繋いで、海に飛び込んで、命をこぼす。
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文字にすることでより具体的に彼女への愛を表現できる。その一方でたかだか文字で表現できるほど僕の彼女への愛は制限された小さいものではない、という文学への反発もあった。
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世界を横断していく。この世界は赤が青になっていて、この世界は黄色が緑になっている、その連続。世界に色はなかった。人間の心の中にある色を、世界に投影しているだけに過ぎなかった。私はどれだけ色を探してあらゆる場所を駆け回っただろう。宇宙にも行ったし死んだ好きな人にも会いに行った。
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言葉に優れた人が語彙力を失う瞬間に愛おしさを感じるし、理性的な人が理性を失う瞬間に色気を感じる。結局のところ、人間の魅力というのは、デフォルトの正常さが崩れる瞬間に顕在化するのかもしれない。
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複雑なことを簡潔に話してくれる人より、複雑なことを複雑なまま、分かりづらいまま話してくれる人が好き。
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美しさを傷なしに語れない人が好き
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家から見える景色
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